神戸中華同文学校（兵庫県）の口コミレビュー

2019-04-14 に投稿されました

Aさんの口コミ

（卒業生 ・ 女子 2006年入学）

学校の総合評価

タイトル： 自分次第

【雰囲気・特色】 小中一貫校なので、生徒同士の繋がりが強い分、グループやイジメなども普通にあります。これはおそらくどの学校においても同じことだと思います。中学からの編入生は珍しく、馴染むのに時間がかかります。
昼休みはグランドでバスケなどをして遊ぶことが多く、学年隔てなく交流ができる校風です。

【学校行事、修学旅行】 年によって違いますが、修学旅行は北京がほとんどです。観光名所を回ることができ、食べ物やホテルもそれなりによかったと思います。体育祭では組体操の代わりに中学生になると毎年龍舞を披露します。文化祭はあまり記憶に残っておらず、他にも毎年中国語のスピーチコンテストなどがあります。

【授業、先生について】 今はどうか知りませんが、私たちの時は中2までは日本語以外の教科は全て中国語で授業が行われてました。しかし、普段の会話はみんな日本語で、先生もほとんどが中華同文の卒業生なので、中国語は残念ながら流暢とは言えません。中国の学校から編入してきた学生には物足りないかもしれません、中にはもちろん中国から来られた経歴のすごい先生もいらっしゃいますが、少ないです。全く中国語の経験がない学生には基礎から教えてもらえるのでいいと思います。

【進路、進学実績】 進学や勉強に関しては自分次第だと思います。県内トップの公立に進学できるのは一学年で一握りしかいません。学内の勉強だけでは不十分なので、神戸や長田、兵庫に進学したければ塾に通われた方がいいと思います。もちろん周囲に影響されず1人でしっかり勉強できるなら必要ありませんが。高校進学で何より大切なのは内申点ですが、成績よりも先生に気に入られることが大切です。上手くゴマをすって、機嫌をとったほうが後々有利になります。

【校則】 一般の日本の学校と大差ないと思います。定期的に抜き打ちで持ち物検査があるため、携帯やお菓子などが見つかれば没収されるので気をつけましょう。

【いじめの少なさ】 いじめは残念ながらあります。学年にもよりますが、私の学年は定期的にいじめのターゲットが変わっていました。中華同文ですが、中国から日本に移住し日本語が流暢でない子を馬鹿にするといった傾向があり不思議でした。成績が悪く、性格も暗い感じの子は生徒からだけでなく先生からの待遇もあまり良くなかったです。そういったのが原因で転校したり、不登校になった子はいました。

【施設・設備・校舎】 かなり当時変わってると思うので今は不明です。

【通学のしやすさ】 駅からの少々距離がありますが、友達との登下校が楽しみだった記憶があります。学校付近に先生が立っており安心感はあります。

【制服】 ブレザーでしたが普通に可愛いと思います。

【学費】 高いですが、公立ではないので仕方ないと思います。最近は入学希望者が増え、入学金を多めに出した人が入学しやすいという噂を聞きましたが真偽のほどは定かではないです。

【学食、購買の充実度】 私たちの時はうどんしかなかったです(笑)

【まとめ】
周りからの評判は高いですが、在学してた身からすると中国語が学べること以外に特に優れているという印象はなかったです。勉強もできる子はできますし、できない子はできなかったです。内申点は成績よりも先生に気に入られた者勝ちという感じだったので、不満を抱いている生徒もいました。しかし、学生の頃からそういったことが学べるのはある意味将来的には得するかと思います。


【この学校に入るための勉強法】
私は算数のテストと中国語での面談のみで、特に勉強はしてなかったです。最近は入学希望者が多く、競争が激しいとの噂を聞くので、しっかり対策した方がいいと思いますが、何を勉強したらいいかは申し訳ございませんが不明です。